ニュース

News

  1. ホーム
  2. ニュース
  3. 「大阪運輸関連労組研修会 in マレーシア」に参加して
2025.07.09 お知らせ

「大阪運輸関連労組研修会 in マレーシア」に参加して

 6月20〜23日の4日間大阪運輸関連労組研修旅行に建交労からは大阪トラック部会橋本部会長、芦崎事務局次長、私東事務局長の3名で参加して参りました。
 研修会の記事だけでなく私なりの観点となりますが過去に参加した研修会を解説させていただきます。

 初めての参加は2年前の青森、北海道の国内研修会でした。その状況は観光地でありながら盛り上がる場所から離れると極端な過疎地化が感じられ、市場ですらシャッター街が多数存在しておりました。昨年は私にとって初の海外研修会で台湾でありました。現地は経済発展途上の勢いが感じられましたが、一部だけの都市化が進み極端な地域的貧富の格差を目の当たりにしました。そして意外に日本と同じ少子化問題に直面しており今後の人口減に歯止めがかかっていません。
 そして今回のマレーシア。台湾と同じく経済発展、インバウンド効果の盛り上がりはすさまじさを感じました。 違いとしてマレーシアは人口増加傾向にあり経済成長が見込まれる模様です。その中には多国民族、多宗教、が共存している特徴的な国民性でした。世界では宗教間の争いが絶え間せん。しかしマレーシアは多宗教の寺院が数多く存在しておりましたが平穏な雰囲気がとても印象的ですた。
 過去訪問した台湾は該当しませんが東南アジア、発展途上国に対してODAとして日本の巨額の資金が投入されているのをご存知ですか?そして、その受け皿が日本大手ゼネコンが関わっているのです。日本政府は発展途上国に対しての資金援助、技術提供などを提唱し国際支援のためと言いながらスーパーゼネコンに資金を投入しているのは明白です。


 参議院選挙が7月3日に公示され、20日投票です。今後の日本の状況は少子化、超高齢化社会、世界からどの様に乗り切るのかが注目されています。前途多難なのは免れません。日本国内を守る政治、政党が求められます。未来はどのような方向に向かうのかは政治にかかっております。今後も政党選びには慎重な決断が必要です。

 海外研修を経験したからこそ益々、日本の政治不安が高まったような気がします。まずは必ず参議院選挙に投票に行きましょう。そして棄権防止の意識を広げましょう。

投稿:建交労関西支部執行委員  東 徹司