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2025.06.13 お知らせ

建交労フェスタ開催

 2025年6月6日〜8日にかけて建交労フェスタin広島が広島国際会議場で開催され、関西支部からは18名と多数の参加になりました。

 1日目は、オープニングセレモニーとして、男声コーラスグループ「国鉄広島ナッパーズ」。原爆投下後まもなく救援列車を走らせた職員たちの思いを込めた歌などを披露。小林豊数(広島県本部執行委員長)の挨拶に続き、スタンダップコメディ「せやろがいおじさん」の辺野古基地問題、政治などの時事ネタを交えたトークショー。被曝体験講話として、12歳の時に爆心地から3.5km離れた自宅で被曝された、笠岡貞江さんのスライドを使った、体験したからこそ語れるとても92歳とは思えない強く重みのある言葉に改めて反核反戦の想いが強くなりま

した。

 国際会議場からメルパルク広島に会場を変えて夕食交流会が行われ、北海道から沖縄まで全国の仲間と酒席、抽選会などを楽しみ、締めには沖縄の仲間による三線の演奏とカチャーシーで閉会となりました。その後、有志8名でお好み村へ出向き、本場の(広島風)お好み焼きを初めて食べることができました。何しろ初めてなので食べ慣れてないせいか「う〜ん、やっぱり大阪のほうが美味しいかなぁ」と思いながらゆかた祭りでにぎわう街を抜けホテルに帰り、1日目の行程は終了しました。

 2日目は、私達のオプショナルツアーは、呉港に移動して遊覧船による艦船ツアーと西条の酒蔵めぐりでした。海上自衛隊の艦船を間近で見ることはなかなか無いので迫力はあったのですが、それに私達の税金が使われていると思うと複雑な気持ちになりました。それよりも特筆すべきは停泊している艦船の全長が何mだとかこの船の特徴とかを澱みなく説明してくれるガイドの女性のマニアっぷりには驚きました。

 西条の酒蔵めぐりは、賀茂鶴、白牡丹、福美人など有名な酒蔵があり、歴史の感じる蔵、白塗りの塀や煉瓦造りの煙突など風情があり、私に日本酒が飲めればもっと楽しかったかもわかりません。

 夕食は、関西支部の仲間と中央本部廣瀬書記長、森谷副委員長を招き、ホテル近くの焼肉店でフェスタ2回目の夕食交流会を行い2日目の行程を終えました。

 3日目は、全体集会:シンポジウム「業種別運動に望むもの」では、足立委員長をコーディネーターに、学童保育、建築検査、労職、事業団、トラック、ダンプのそれぞれ業種の持っている課題と将来の展望をテーマに議論を深め、懇談「廣木昭代さんを囲んで」では、御年98歳の廣木さんの失業対策事業の成り立ちや活動、フリートーク、最後には廣木さんの歌まで飛び出して懇談は終了しました。

 参加者の感想・決意表明では、全国青年部の宝福さん、女性部の杉山さん、現地からは広島労職部会の大平さんが発言されました。

 廣瀬書記長から、2025年5月15日に「名義貸し」の容疑で逮捕された組合員の早期釈放を求めるとともに、広島県本部に対しての支援カンパを募りました。お礼のため舞台に上がった県本部小林委員長が涙で言葉を詰まらせる一幕もあり「やっぱり組合っていいよなぁ」と改めて感じることができました。

 最後は足立委員長の団結ガンバローで閉幕し、帰路につきました。

投稿:建交労関西支部執行委員  紀平英伸