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2024.07.02 お知らせ

『いのちの絆3』出版記念祝賀会 根絶めざしてたたかい抜こう

 6月18日、全国トンネルじん肺根絶闘争本部は『いのちの絆3(下巻)』を刊行しました。2月14日に刊行した上巻では、合意書締結から7陣訴訟までの闘いの軌跡、下巻では全国でともに闘った原告、弁護団、支援者らの体験や願いがまとめられています。

 下巻の刊行により上下巻が揃ったことを記念して、ホテルニューオータニ「おり鶴 麗の間」において『いのちの絆3』出版記念祝賀会を開催。この日は、国との「合意書」を締結(2007年)した記念日でもあります。

 祝賀会には、全国各地から約150人が参加。原告団、弁護団、労職組織の他、中央執行役員や県本部、他部会や部会OBが出席しました。

 また、中川宏昌衆議院議員(公明党)、近藤昭一衆議院議員(立憲民主党)、福島みずほ参議院議員(社民党)、漆原良夫弁護士(元公明党)にも駆けつけていただき、それぞれからお祝いメッセージをいただきました。

 祝賀会は、この間に亡くなった多くの仲間に黙とうを捧げてからはじまりました。

 主催者あいさつで佐藤陵一闘争本部長は、「記念誌には多くの写真が載っており、どうやって乗り越えてきたのか、たくさんのことを思い出します。トンネルじん肺の運動には基金創設(救済法)の課題が残されています。まもなく第8陣訴訟がはじまります。原告団、弁護団、支援者らと力を合わせ、国会議員の先生方の力添えも受けながら、さらなる運動の前進に向けてとりくんでいきます」と決意を述べました。

 続いて、小野寺利孝弁護団長から「『あやまれ、つぐなえ、なくせじん肺』をスローガンに掲げ、じん肺根絶をめざしてたたかってきました。救済システム(基金)の創設は山登りで言えば、8合目まできています。頂上までは困難な道のりですが、道筋は明確です。祝賀会を最終局面へのステップとして、共にたたかい抜きましょう」と呼びかけました。

 歓談した後、原告代表から各々お礼のあいさつ。角田季代子副闘争本部長の閉会あいさつで祝賀会は終了しました。