2024年建交労大阪府本部学習交流会

　大阪府本部学習交流集会を5月25日・26日に京都大正池グリーンパークにておこないました。大阪府本部の団結強化と学習交流を深めるために開催された府本部学習交流会は2022年からはじまり、今回で3回目になります。今年も天気に恵まれ、自然に囲まれ最高の環境で交流を深めることができました。
　関西支部からは18名が参加し、全体の参加者は講師含め42名となりました。
　第1部の学習会は関西勤労協の妹尾知則さんを講師に「労働組合とは何か」をテーマにお話いただきました。労働組合に認められた特別な権利や値打ちが強調され、全国展開しているスニーカーショップで働く1人のパートの女性労働者が労働組合に加入し、交渉した結果、会社の賃下げ制度を撤回させ、全国5千人のパート・アルバイトの6％の賃上げを勝ち取った闘いが紹介されました。
　労働者一人一人の不満や不安が要求となり、対話で仲間を増やし、要求をみんなのものにすることで職場を変える社会を変える活動に取り組もうと呼びかけました。
　第２部は、大阪府本部前村委員長を講師に、「共済の意義を知り組織拡大と共済拡大「車の両輪」で増やそう！」をテーマに労働組合共済について学習会を行いました。労働組合が共済を取り組む意義として、保険会社と異なり、利益を出す必要がなく、相互扶助を目的とした非営利事業であることから、最低限の経費で助け合いを実現できること、労働組合の仲間同士の相互扶助の仕組みであることが話され、現時点の共済加入状況の到達点と各種共済内容についての説明を受けました。各組織で組合共済加入を促進していこうと呼びかけました。

　その後、各支部との交流がはじまり、兵庫合同支部・大阪食肉組合員の口利きで仕入れた黒毛和牛とフランクフルトに舌鼓をうちながら、職場の悩みや会社との交渉経過について意見交換しました。また、お酒がすすむにつれて運動への参加に話しがはずみ、「平和行進の全幹線コースを建交労で歩こう。」「原水爆禁止世界大会へ大阪から多数の参加者を出そう。」などで話しが盛り上がりました。大阪府本部の執行部で計画した「団結強化と学習力アップ」を目的とした学習交流会は意義のある交流会でした。当日の企画、準備をしていただいた府本部役員のみなさんに感謝します。ありがとうございました。